物語の舞台
そこは古代に造られた遺跡であり、古代迷宮です。一週間前に地上に突如現れたこの迷宮へ、冒険者の皆さんは一攫千金を狙って集ってきました。ゴブリンたちが多く出るらしいということから、いつしか、「牙の迷宮」と呼ばれています。
街の人たちも同じく、「人が集まれば金が動く。」「何か面白いことがあるかもしれない。」そんな好奇心をたくさん持ち込んで、集まっています。
冒険者たちは、まずはエネミーとしてもすっかりお馴染みになりつつあるゴブリンと戦うことになるだろうと、準備を固め、今まさに、迷宮へ降り立とうとしています。
世界観
- 基本は、銃火器のまだ存在しない西洋ファンタジー世界です。
- ソラール(人間)
- エルフ(長耳の可憐な種族)
- ドワーフ(男性は豊かな髭をはやした、樽のような体格の種族)
- ココリ(成人しても子供のような、すばしっこい種族)
- ウズル(鬼のような見た目の屈強な種族)
- これらが存在していると同時に、以下のような獣人種族も存在します。
- ガオシャ(狼人族。江戸時代くらいの和風の文化を持つ)
- ジャオウ(猫人族。アラビアン文化を持つ)
- ナキ(兎人族。中華文化を持つ)
- フライハイ(鳥人族。インディアン風の文化を持つ)
- 種族ごとの文化に固執する必要はなく、ソラールがガオシャの和風文化を持っても良いですし、フライハイが西洋風の出立でも構いません。
地名と場所

「エピック・オブ・プレアデス」内ステラミラ世界レイムーン地方にある、都市国家アウルムよりさらに南。

精霊力が不安定であり、灼熱の砂漠のはずなのに四季が存在するサルーン砂漠……その中にある小さなオアシスがある場所。ここで、謎の古代遺跡、通称「牙の迷宮」が出現しました。
一攫千金を夢見る冒険者たちや、キャラバンが集まり、人々が営みを続けた結果生まれたのが、迷宮の恵みを受けた牙の街「サライ」なのです。

参加の種類と役割
このゲームでは、2つの参加の種類と、3つの役割に沿って参加し、遊んでいきます。
参加の種類
CLOSSで行うLARPの多くは、GM(ゲーム・マスター)、PC(プレイヤー・キャラクター)、NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)という三役を通して、展開されます。

◆GM(ゲームマスター)
ゲームの司会進行とキャラクターが行為したことへの判定などを担います。
- シナリオの内容を把握している
- PCやNPCに知覚されない
LARPの進行上、必要と判断された際に必要とされる存在です。
◆PC(プレイヤー・キャラクター)
物語を進行させる登場人物です。
- シナリオの内容を把握していない
- PCやNPCに知覚される
キャラクターを自分たちで作ってくるか、運営スタッフから提示されたキャラクターを装い、行動します。物語に大きく影響を与えることができ、最も自由な振る舞いができますが、行動の責任はキャラクターとして背負う必要があるでしょう。
今回は、冒険者たちは全員PCです。
◆NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)
PCでは無い(Non)キャラクターのことです。
- シナリオやイベントの内容を把握し、役割が与えられている場合は、その方針に基づき行動する
- PCやNPCに知覚される
GMやシナリオからある程度の行動方針が与えられているので、比較的ロールプレイしやすいでしょう。
今回は、エネミー&街の人たちは全員NPCです。
役割
それぞれの役割については、リンク先をご参照ください。